”幻のパフェ”と”絶望のスパゲティー”

見事に彫刻された定番の果物をかき分けると生クリームのカタマリに辿りつき、
ちょっと気持ち悪くなりかけた頃やっとの思いでバニラに巡り会えた時には、少しホッとする…、
それがたとえ安物のラクトアイスなるものでも構わない。
そして次のチョコアイスに辿り着いたかと思うと、今度はコテコテしたチョコレートソースの攻撃が始まり、
また気持ち悪くなりかけた頃に、安物の缶詰みかんのあの懐かしい味に、ホッとする。
しかしそれも束の間、最後のコーンフレーク陣ももう既に上からのチョコレート攻撃を受けており、チョコレートソースの染み込んだ”やわい”コーンフレーク陣をたいらげると、3度目の気持ち悪さと共に達成感がやってくる…。
それが夏の定番、私のイメージするパフェで、そんなパフェが好きだった。
ところがそんなイメージを変えた、この幻の
パフェ!! (さすがTooth Tooth!!)
甘酸っぱい桃のソフトクリームと、爽やかなヨーグルトのアイスクリームの見事なコラボレーションを繰り広げ、甘酸っぱいラズベリーととろける甘みの桃のソースが程よくマッチ。
あっさりした生クリームには、マカロンと桃の果実がのっかっていて、コーンフレークの後にはヨーグルトと桃の果実がまた姿を現し、名残惜しさと爽やかな後味と共にフィニッシュ。
お値段1200円だけあって、絶品でした。
因みに前の席に運ばれてきた”ペペロンチーノ”は、何故かバジルとあさりとブロッコリーまで入っていたけど、同じ店とは思えない、ちょっと残念な感じでした…。もちろん完食ですが、、
ところでイタリアではペペロンチーノを別称、具の入っていない「絶望のスパゲティー」と呼ぶらしい…。
 

コメント

  1. より:

    ペペロンチーノ…食べたくなっちゃった。

    かんちゃんが食べたペペロンチーノは具が入っていたから絶望ではなかったねぇ。何より。

  2. 管理人 より:

    うん”希望を失ったスパゲティー”位かな!!

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