食卓にGが出た(泣)
家に帰って、鍋のカレーを温めて、皿に盛ろうとしたその瞬間、おたまの下から現れたっ。
これまた場所が最悪…、私がおたまを使ったのが仮にコイツの逃げた後だったとしたら…
これを知らずにそのまま使っていたとしたら…
色々な想像が巡って仕方ない。
しかも、ビックリしたコイツはおたまのささった茶碗から転がり落ち、何故か死んだみたいだった…
死んだというかまだ痙攣しつつ生きてはいるみたいで、その姿は何ておぞましいんだろう、、
これを見てしまった後はいつも、何かが皮膚にあたる度にぞっとするし、
小さな黒いもの何もかもがコイツに見えて仕方無い。
自分の部屋で見てしまった時にはもちろん、眠れないが、自分で処理する勇気も無い。
そして私は中途半端に温まったカレーを食べながら、
私は時々この痙攣するおぞましい物体を確認するハメになった。
゛大丈夫、動いてへんし、もうすぐ召されるやろ゛
今がもし深夜で無ければ「お母さ〜ん」と叫びたい。
そしたらスグに解決するのに…。
ところで、何故私はこんな小さいヤツなんかにこんなにビビっているんだろう??
時には食欲や睡眠を妨害されるまでに、
間違いなく私の方が強いハズじゃないのか???
考えた結果、私がコイツを嫌いで怖くて憎いのは、私だけのせいじゃなかったと気付いた。
小さい頃から見ていたテレビの中でも、のび太のママはにいちいちにギャアアと悲鳴をあげていたし、G退治のCMでは、アニメで可愛らしく描かれたゴキブリ達はあっけなく抹殺されていく…
そんな感じで私たちは小さい頃からのこの゛反ゴキブリ教育゛を受けてきたせいで、こおろぎともカブトムシとも大して変わらないこいつが恐ろしくて仕方無いんじゃ無いだろうか、、
だからもしいつか私に子供が生まれたら、私はこんな風に教育をしないでおこうと思う。
そして子供たちがいる時にGが出た時には、子供にやっつけてもらおう。
そしてこの話にはまだ続きがある…
皿を片付けに戻ったキッチンに、さっきの痙攣したアイツはいなかった…
あんな風になったクセにまだ生きていたのか?
本当にしつこいヤツらと、せめて、夢では会いたくないと思う、、
Gの苦手な方には衝撃の内容が含まれますので読まないで下さい。

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