結婚してなんだかんだで5年目、これまで一度も顔を合わせた事のなかった私の母と旦那の母(義理ママ)が顔合わせをする事になった。
両家の親が顔を合わせないまま結婚なんて、バリ島ならともかくその他田舎のインドネシア人と結婚した場合はそんなに珍しくも無い事だと思うけれど、今回の母の2か月の滞在中に、義理ママもバリへとやって来ることになったのだ。
義理ママは年に数回、スンバ島から首都ジャカルタ、そしてスラバヤへと買い付けに行くのだが、直行便が無いため毎回バリ島でトランジットをする事になる。
以前旦那の不在中に義理ママ達が襲撃してやって来てあくせくとした頃もあったけれど、今となってはそんな事にも平静に対応出来る様になっていた。
私もいつの間にやら成長(?!)順応して来たもんだなと思う。
詳しくは過去の記事
旦那の母が家に来た、しかも旦那の不在中。前編 BALI
旦那の母が家に来た、しかも旦那の不在中。後編 BALI
まぁ旦那がいた所でスンバの家族が現れた瞬間に彼は一人バイクのエンジンをかけ、私に家族のガイドやら一切を押し付けてブーーンッと走り去って行くのだから、いてもいなくても変わらないのだけれど…
日本人の私がスンバ人数人を連れてバリ島をガイドって、何か違和感がある事にそろそろ気がついて欲しいなと願う。
そんなこんなで、結婚後初めての母同士の顔合わせは空港から始まった。
到着時間を聞いてそれに合わせて迎えに行くなんて、そんな要領の悪い事は今はもうしない。
インドネシアの国内線がきちんと時間なんて守ってはくれないと学習した。
トランジット予定のわずが4時間で対面できるのかどうか少し不安だったけれど、荷物の出待ちで電話をかけて来た義理ママをお迎えに行き、いともあっさりと母達は初対面を果たす事が出来た。
こんなに要領良く事が進むのは、非常に稀なことだ。
私の好きなお店、カルティカプラザの中華料理(TaWan)で食事をし、義理ママから我が母へと伝統”イカット”(織り物)と、伝統”カレーク”(カバン)を進呈され、写真を撮ったりしているともう空港へ戻らなければいけない時間になった。
義理ママは以前私の母がお土産に渡した時計をクパンで失くしてしまった事を母に謝っていた。
それを見て、私も結婚の時に義理ママから貰ったスンバ島伝統の”マムリ”(まさかの女性器をモチーフにした金のネックレス)を海で落としてしまった事を、いい加減謝ろうと誓った。
ところで…今回もバリに住んでいる義理の妹はこの会合には現れもせず…
義理の弟もお土産だけをとりにきてものの3分程でバイトだと言って退散しやがった…。
ビーチのバイトがそんなに融通効かないものかどうかは、私は知らないけど…まぁいつも通りのこんな感じです。
母と義母の”初”顔合わせ。またもや旦那の不在中 BALI

コメント