あの震災から一年…

あの日から一年が経ちました。
14:46の黙祷の前に、電話していた友人とお互いの近況を報告しあっていたのですが、
「被災地の事を思えば、私たちの色んな事なんて大したことじゃ無いな」…となりました。
ふと、一年前のブログを振り返りました。
私はまだBALIに住んでいて、当時の状況がよく分かっていなかったのですが、
大変なことが起ったということは僅かながらのインドネシアのTVのニュースで知りました。
たくさんの方が尊い命を失い、それに伴い本当にたくさんの人の悲しみややるせない気持ちが溢れていて、
そこには当人にしか分からない無数の感情が一人一人にあるのです。
そういう事を想像するだけで、本当に頭がパンクしそうになります。
ですがそんな私の前に、一年前のちょうど今頃に宿った小さな命が、こうして目の前で動いていて、
それを見た時に、その何処へ向かうことも出来ないパンクしそうな頭の中味が、しゅんと小さくしぼんだ気がしました。
こういう現象を癒しと呼ぶんでしょうか…、初めて娘に助けられた気がします。
特に娘の住む世界が、少しでも安全であって欲しい。
そうやって母は思うもんなんでしょう。

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