約3年ぶりの投稿です。
最近あまりにも物忘れが激しく、それに加えて書きたい漢字が全く思い出せないという事態を目の当たりにし、年のせいでしょうか?流石にに焦りを感じ、久々にBLOGを書いてみました。
最近の私の検索ワードが”若年性認知症”だったせいか、記憶力の低下に良いとされるサプリやアプリがGoogle広告に表示されたりもするのですが、私は自力で何とかいたします。
因みに今日携帯で変換した分からなかった漢字は”雰囲気”でした。
公私共に色々と多難な現状ですが、暖かく見守って下さると幸いです。
さて本題の件ですが、先日江の島へ”バリフェスティバル”なるものに行ってきました!
正式には”江の島バリサンセット”というイベントで、ガルーダインドネシア航空などの大手スポンサーが付いていて、藤沢市長さんも訪れていました。
毎年この時期に行われるこのフェスに参加するのはこれで3回目。
毎年同じ時期に息子を連れていくと、一年前よりもまた一回り大きくなった息子を見て、今年はすんなりと頂上(シーキャンドル)まで辿り着けそうな気がしていたのですが、また一回り歳とった私もいまして、目の前にそびえ立つ石段(大げさ)に早くも降参し、江の島の頂上までエスカレーター(=通称 エスカー)でアクセスするという方向に転換しました。
朝から海に入ったせいだという事にしておきましょう。
おかげでエスカーの年パスを手に入れたので、これからはシーキャンドルまでのアクセスが自由自在です♪
因みに大人1000円、子供500円なので、3回で元が取れる計算です。
快適なエスカーで辿り着いたシーシャンドルには、バリの風が吹いていました。
ここがバリなのかと思うほど、インドネシア人も大勢集まっていました。
前日の江の島5分間花火というとても中途半端なイベントで出会ったバリ人ファミリーと待ち合わせしたものの、数千人いる来場者の中で見つけるのは困難だろうと思っていました。
ゲートをくぐり、バリ料理の屋台なんかを通り過ぎ、お目当てのBINTANGビール(インドネシアで一番有名なビール)を探していた所、ビンタンよりも先にそのファミリーと遭遇!
息子はトランポリンと昨日出会ったばかりの友人を見るなり、一目散に走り去りました、
この世界は狭いのか、それとも広いのか、その偶然の再会に歓喜している最中で真横に現れたのは、一緒に仕事をしているインドネシア人の旦那さんでした。
本当に来場者数1.5万人なのでしょうか?不思議なご縁を感じてしまいました。
今年のフェスでは、バリ島からプロのケチャダンスのメンバーが最終ステージを飾り、思わずウルワツで見ていたバリの夕陽を思い出してしまいましたが、もう涙は出ませんでした。
バリを思い出して泣いていたあの頃の私はもう見当たらない事にホッとしました。
↓まだ泣いていた頃の記事
突然の本帰国から1年半…バリ島に帰りたくてブルーだった日々
因みにケチャダンスとは、神への祈りを捧げるバリ伝統のストーリー性のあるダンスで、音とリズムだけでパフォーマーとオーディエンスをトランス状態へと導くとても不思議なダンスです。
興味のある方は是非調べてみて下さい。
フェスが終わり殆どの来場者がはけた中、息子達はまだトランポリンで飛び跳ねていました。
驚いた事に人が去った会場にはゴミ一つ落ちていないという光景を見て、日本に染まったインドネシア人達、もしくは文化や芸術に触れるインドネシア人のマナーの良さも感じました。
ところでトランポリンは夕方の17時までで閉鎖されると思っていたのに、この子達は19時まで飛び跳ねていて大丈夫だったんでしょうか?
帰り道は徒歩で山道を下り、息子に途中の駄菓子屋で観光地プライスの駄菓子を買わされ、しらすコロッケを買わされ、謎のガチャガチャをねだられ、ようやく辿り着いた麓にはインドネシア人の集団が飲み食い井戸端会議をしていました。
これぞ私の知るインドネシア。
横をしれっと通り過ぎようとした時、
「久しぶりー!」「息子大きくなったね〜♪」「ビール飲む?」
と声をかけられ気づいたのですが、人目を気にしないその集団はほぼ全員知り合いでした。
家に帰って疲れ切った息子を無理やりシャワーさせようとTシャツを脱がせた途端にチャチャチャ チャチャッチャチャッチャと踊り始めました。
しかも再現率が高かった!
てっきり仲間達とトランポリンに夢中だと思っていましたが、ちゃんとケチャダンスを見ていたんですね。
いつか一緒に現地のケチャダンスを見に行きたいと思いました。
読んで下さってありがとうございます。
ニュースによるとバリ島は今大変な洪水被害に見舞われているそうです。
皆様の無事と、一刻も早い終息を願っています。
SNSによると、道路がまるで川の上流の様になってしまったバリ島の町で、はしゃぐ子供達やサーフボードで移動する人の姿、浮き輪に乗る人の姿まで目撃しました。
過酷な状況の中でも尚笑顔を忘れない人々に、あぁやっぱり今の私の思考はインドネシアでの経験にあるのだなと感じました。
私自身も困難の中にも喜びを探していこうと思う気持ちが確実に備わっていて、それは自分にとって大きな糧になっています。
一年後の自分達がどうなっているのかさえ想像出来ないのですが、きっとまたエスカーで江の島に登っているんだと思います。