「最近次の日に”何か”があると寝れない…俺もオヤジになったなぁ…」
と早朝からポツリと言った彼に驚いた。
”責任感”らしきものを一応持っていたのかと。
そして「ガイドの傍ら写真を撮るから」と、カメラと500mmのレンズをぶら下げて出かけていった。

過去二十数年間、文明には触れずに生きてきた彼に、あの繊細なカメラは扱えるのだろうか…
わたしはただただ、カメラとレンズの無事を祈っていた。

持ち帰った写真を見せてもらうと、意外にもなかなか雰囲気が出ていた。
初めてのサーフィン撮影、カメラの使い方も知らずに、そして三脚も使わずに、よくこれだけ平衡を取れたもんだなぁ。(※画像処理していません)
もし私がこの重いレンズを手持ちしたならば、水平線は間違いなく15°以上はナナメってるはず…

さすが、野生の感覚、平衡感覚はジャングルでも必須らしい。
私もバリアンで波乗りしたい♪



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