つい最近買ったばかりのインターネットのモデムが、早くも故障したみたいで…
でもまぁ機械にもアタリハズレがあるし、
それ以前に機械の故障なんてこの国では珍しい事ではない。
それにしても、例えば日本で買った電化製品が5年で壊れるか10年もつかの違いとはほど遠く、この国では何かしらの電化製品の購入時にはレジで必ず動作をチェックするあたり全ての商品が怪しいという事でもあるのだけど…
あっけなく壊れたモデムを持って購入した店に行くと、

そうですか…じゃあ確認してみます…(店員)
と待つこと30分。
パソコンをいじり倒したその後、

ここでは無理そうなんで修理に出して2週間かかります…(店員)

まだ保障期間内だから新しいのと交換して欲しい(私)
と言うと断られ、

じゃあインターネットの契約料の2週間分を返してよ(私)
と言ってみると、けげんな顔をされた。
日本では欠陥商品に対して返金されるのは当たり前なのに、まるで言った私が悪いみたい…。
3人の店員との(ケンカに近い)やりとりの末、最後に出てきた気の利く店員は、まず怒っている私に椅子を差し出した。

まぁ座って(気のきく店員)
念願のモデムがあっさり壊れたことと、曖昧な保障内容の事と、意味の分からないこの30分の事で、イライラがMAXだった私の怒りはふと冷めた。
そういえば以前にも似たような事があった、、
ある友達が買った携帯電話のバッテリーのフタが最初から壊れていたので、次の日一緒にお店に持っていった。
携帯電話なんてちょっとした高級品だし、しかも結構グレードのいいやつだったから、勿論、交換してもらいに行くのだと思っていた。
ところが交換・修理どころか、携帯にはめるカバーみたいなのを店員にくっつけられて「これでOK」とそのカバーまで買わされていた…。
それを素直に購入したローカルの友達を見て、カルチャーショックを受けた私だった。
思い出してもキリが無いけど、
◯今日の仕事ではあるローカルスタッフが1時間も遅刻をし、会場はピリピリしていたのにヘラヘラ笑って出て来たし、
◯昨日訪れたレストランでは、店員のこぼしたグラスで友人の服が水に濡れたのにごめんの一言も言わないし、
◯そういえば私も前に小さな食堂で椅子に座った時に、突然その椅子が割れてシリモチをついた時も、店員さんたちは私の周りに集まり、「ティダアパアパ(大丈夫だよ〜)」と爆笑していた…、
大丈夫かどうかは私が決める事だ!
(※因みに私はそんなに重くない)
けれど、自分がやらかしてしまったり、周りに迷惑かけたとしてもそんなに怒られないのがバリ島。
そんなゆるさがだんだん快適になり始めている自分もいる。


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