遂に我が家にもプールが出来ました…強烈な雨漏りによる室内プールです…
とか、自虐ネタが多いせいかブログを読んでくれた人から「色々と大丈夫?」と心配されますが、大丈夫です。
基本、ストレスが溜まった時のみに書きたくなるタイプなので、心境がかたよりがちですが、
旦那は日本に出稼ぎ中だし、私はバリで主婦をしている位で、コムスメンの学校の間には海に行ったり、マッサージに行ったり…
これまでの生活と比べると、どちらかといえばノーストレスな日々です。
そんな、ブログを書く必要が無いくらいノーストレスだった私の身に、突然襲いかかったストレス…
はい、またしても………
スンバ人ファミリーとその友人計6人が我が家に泊まっています。
しかも前日に「明日からバリ行くから」の一言で、本当にやって来たスンバ人6人(うち子供3人)。
旦那の姉+妹の子供+別の妹の子供+姉の友達2人+その子供1人(自分で書いてて意味わからん)
そこに私とコムスメンを含め、雨漏りの家に現在8人が共同生活していて、私は知らないけど家族だと名乗る人達まで加わり、家は悲惨な状況に…
本当に雨漏りが大した問題では無い位にめちゃくちゃです。
予想はしていたけれど色んなミラクルがおこるもので、
●朝からトイレは流れていない→多分流し方が分からない
●洗い終わった服は3重、4重にも重なったまま干してあって →乾くわけが無い
●子供達に夜中の12時にドーナツを与えたり →普通寝てますよね、その時間…
●子供達は夜中の1時までおもちゃで遊んでいるし →その時間、普通寝てますよね…
●大人達も夜中の2時まで大声で喋っているし →田舎の人は声がでかい、
●雨だから車で出かけたいと言いだし、私は外出の気分では無かったので車の鍵を渡すと
そのまま15分間発進出来なかったり →運転出来ないんやん(笑)
●LUKPAKの高級バターは3日でハビス(空) →料理にはせめてblue bandの安バター使って下さい、どうりでで野菜美味いと思ったわ!!
と、言い出したらもう行が足りないのでこの辺にしときます。
インドネシアの文化に従い、家族を受け入れなくてはいけないのは重々承知…
だとしても実の妹と弟がレギャンとパドマという絶好の場所に部屋を借りているにも関わらず、
何故いつも辺鄙な場所にある我が家に来るのだ!!! しかも旦那の不在中…
実の妹は「うちのキッチンは狭いから」と断られ、
実の弟は「うちにはベッドが無いから」と断られたらしいので、
私も「我が家は雨漏りがひどいから」(実話)と伝えたのだけれど、なぜか却下された。
雨漏りなんて全然オッケーなのだそうだ。
けれど最近になって気がついた事がある、
スンバ人ファミリー達は何だかんだで年間に3,4回はバリにやって来るのだが、旦那が家に居るときはいつも来ない。
どんなに狭くても、別の家に泊まっているなという事を思い出した。
そして私はようやくこの不可解だった謎を解くことが出来たのだ。
旦那がいないから皆我が家に来るのだ!!!!!と。
逆に何故今まで気がつかなかったんだろうか…↓この通り
旦那の母が家に来た、しかも旦那の不在中。前編 BALI
旦那の母が家に来た、しかも旦那の不在中。後編 BALI
母と義母の”初”顔合わせ。またもや旦那の不在中 BALI
口うるさい旦那は自分の家族に対しても怒り散らすので、旦那がいる我が家では誰も好き勝手は出来ないのだ。
そして、日本やスンバに旦那が行っている隙を見つけては、バリトリップにやって来る。
もしかすると、旦那が不在で私たちが淋しい思いをしているだろうという心遣いなのかもしれないし、
実際に旦那が出稼ぎをしている以上、これ位の事は受け入れようと心を広く構えてはいるけれど、
ペースを乱され部屋はグチャグチャ、出費は増えるし、バターはもう無い…
思えば僅か4か月でギブアップしたスンバ生活もこんな感じで、旦那は家に帰っては来ず、私と娘とその他ファミリーでの生活だった事をふと思い出した。
バリみたいにちょっと行けば娯楽があるという訳でも無く、何も考えずによく移住したもんだなぁと…思い出したらまた泣けてきた。
色々な事を何とか受け流しながら、すっかりスンバ化した我が家で、愚痴を吐き出すように最近始めたサックスを吹いてみた。
すると、言葉にし辛い小さなストレスのかたまりが音と共に発散された気がした。
そして2時間後には何ともスッキリした気分になっていた。
しかも、起きている時間は大声で喋り続けているスンバの方達の声もかき消されているでは無いか!
そんな感じで練習を繰り返しているうちに、指も少しまわり始め、吹けなかった部分も少しふける様になり、テンポを少しずつあげて間違いなく吹けた時、
「やったーーーっ」て思う。
あのスンバ島生活の時、もし私がもうサックスを始めていたら、まだスンバに住んでいれたかもしれないとも思う。
まぁスンバにサックスを持って行けば、おそらく4ヶ月以内に盗難にあう確立の方が高かったとは思うけれど。
新しい武器も手に入れた事だし、始めてようやく1年の新たな趣味と共に、いつまでいるのか分からないファミリー達を見守ろうと諦めた。
因みにスンバファミリーは我が家に滞在中、何度も私に「旦那はいつバリに帰ってくるの?」と聞いてくるのだが、よくよく考えてみるとやはり、旦那が帰国すると面倒なのでそれまでには退散したいと思っていたのだと思う。
だとしたら12月20日…それはそれで長すぎる…。
雨漏り以上に居心地の悪い空間を作るには、旦那の写真を大きくプリントして部屋に貼ろうか、
しかもカメラ目線で、その横に「NO SMOKING」とか書いてしまおうか。
と…私の居心地も半減しそうではあるけれど…。
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