クリスマスの日、スンバ島で食される○料理…。 (+サンタゴリロース) BALI SUMBA

今年のクリスマスを私は一人バリ島で迎え、旦那と娘はスンバ島で迎える事になった。
スンバ島は島人の90%がクリスチャンなので、クリスマスはお祈りから始まり、
その後親戚の家へ挨拶へ繰り出し、共にお茶を飲み、それを延々と繰り返す…という感じの一日となる。
そして西スンバに関しては夜には、多くの家庭では○料理が振る舞われる事になる。
因みにこの○料理については今回は触れないでおきたい。
おそらく経済的な理由もあり、鶏料理だと十分な量が用意出来ないからなのだと思うけれど、
一方の○料理だと一人あたりの肉量も増えて満足できる…という事なんだと思う。
旦那も小さい頃に家で飼っていた○を行事のために屠殺され、大泣きした事もあるそうなのだけれど、
スープになり皆が笑顔になると自分も泣きやみ一緒に食べたのだそうだ。
因みに、私たちが日々気軽に肉を口にする様な感じでは無く、
大人も子供も本当に待ち望んでの肉料理なので、そこは思い入れが違うし、簡単には私たちの感覚とは比較は出来ない。
だが、小さい頃から育てたペットの様な牛・豚・鶏・○達に餌を与え、生活を共にし、
それでもその肉を美味しいと思えるのは、その島で暮らすことが肉体的や精神的にかなりのエネルギーを必要としている事もあるからだと思う。
スンバ島の生活は、想像以上に過酷なのだ。
私は交際期間に旦那から聞いていた色々な”リアル スンバの話”を半分冗談だと思って聞いていたのだが、
住んでしまって色々な事が真実だと知ってしまいショックを受けている。
中にはブログになんて書けない事もあるが、この○料理に関しても、私は明かすことは出来ない…ワーン。
そして、私がスンバ生活を挫折した事に関しても多くの理由があるけれど、この○料理に関してもどうしても受け入れられなかった事の一つだ…ワーーン。
おそらく動物愛護団体からの非難も浴びそうだし、何よりも私の周りにもたくさんの愛○家の皆さんがいるので、私は決してこの○料理に関しては口に出来ませんが、
愛○家の皆様の中にもしスンバ島に興味がある方がいらっしゃったとしても、決してクリスマスの日には訪れない事をお勧めいたします…。
ところでその前日、12月24日のクリスマスイブと呼ばれているこの日…
朝から冷たい水に浸かり、
いつも来ているイケメンサーファーは海の中には浮いていない事を確認してやっぱりなと頷いてみたり、
嫁も子もいるのにこんな日にもサーフィンをしているあの人は一体何なんなのだろうと思ってみたり、
ぱっとしない感じのいつものサーファー君が海に浮いていることに妙に納得したり、
かと思えばぱっとしない君の車には彼女が待っていてハッとしたり、
 
自分の車に戻って誰もいない事が急にむなしくなったりというストーリーを日本の海で何度感じた事だろうか。
そして、その日に出会った女子とは妙に気が合いそのまま飲みに行くことになったり、小さい頃からこのクリスマスという日が特別だと思って過ごして来たからこそ、私の過去の記憶にも割とその日の思い出が残っているのだと思う。
 
クリスマスを一人で過ごす事を淋しいと感じさせてしまう日本(やその他欧米諸国)のノリ!!
過去の経験を含めて書きますが、淋しい方の身にもなってくれよと言いたい。
明るい部屋からは暗い部屋は見えないけれど、
暗い部屋からは明るい部屋がはっきりと見えてしまうんですよ。
 
こんなにも世間がお祭りモードになっていなければ、淋しいと感じ無いはずの人もたくさんいるのでは。
元を辿ればクリスマスのこのノリもただの企業戦略では無いんでしょうか?
確かにいつも以上にモノが売れ、レストランも満員、町はツリーで溢れ、おもちゃが品切れ、
予約せずにホールケーキを買うことは困難、カップルはラブラブ…だなんて。
本来クリスチャンのクリスマスは、お祈りをして親戚の家に挨拶に行ったりして、
後は家族とゆっくり過ごすもので、デートしたり、デコレーションケーキやシャンパン飲んだりでもなく”神聖なお祈りをする日”なんですよー、本当はねー…と、誰に向かって言っているのでしょうか…きっと卑屈な自分です。
そんな先入観と共に迎えた一人ぼっちのクリスマスイブでしたが、一人で向かったパンダワビーチは良い波がブレイクしていそうな感じだった。
バリ島はヒンドゥー教徒の島なので、クリスマスモードにならない事に少し感謝をしていたのだが…訪れたパンダワビーチでは予想外にもクリスマスのイベントやっていて、でかいツリーが飾られた上にクリスマスソングが流れていたりして、インドネシアの欧米化をまた実感した。
そして多国籍のゴリラサーファー達に混じってサーフィンをしていたのですが、セットが少なくなかなか波に乗れないでいました。
海の中はほぼ白人達で和気あいあいとしていたのですが、そこへ色がダントツで黒いゴリラボスみたいなサーファーが入って来ました。
彼はマナーが悪く、前乗りをしまくっていたのですが、何故かとてもフレンドリー♪だから誰も彼を憎めない感じでした。
やはり、人柄が良いと少々ミスをしても許されてしまう事が多いんですよね、人生って…。
旦那にももう少し要領よく生きて欲しいなと願います。
話が飛びましたが、そんなゴリラボスにはなるべく近寄らないでおこうと距離をたもっていたのですが、たまたま私の所へやって来た波と私に向かって「Go Go」と言い波を譲ってくれたのです。
そしてその後の会話で、サーフスクールとガイドを仕事にしているらしい彼は、職業病なのか私の板をプッシュし始めてくれたのです。
おかげで数本の良い波に乗れました、あぁ〜なんて優しいゴリラ!!
今日の私の一番の波はあなたの押してくれた波だった、ありがとうサンタゴリロース♪♪
今年のサンタクロースは間違いなく貴方です、なんて良いゴリラボス、ゴリラと呼んでごめんなさい。
そして、いつも以上に疲れたサーフの後、海から上がって携帯を見ると、友人のMりんが私をイベントに誘ってくれていた。
これで一人ぼっちの淋しいイブを過ごさなくてすむのね…。
その後は美味しいご飯とお酒、そして友人と音楽の中で楽しい時間を過ごせました♪♪
ありがとうMりん、今年のサンタクロースはやっぱり貴方です。
 
コムスメンが不在で、、
気分は…
こんなんです。。。
早く会いたいなー。
アフロを探せ。
年末年始をスンバ島の実家で過ごそうかと思い立ち、エアチケットを探していた所、
またインドネシアで航空機事故が発生してしまいましたね。
普段からインドネシアの国内線を利用する機会も多く、大丈夫なのかと思う現場も何度か見た事もあります。
ガルーダでスンバ島へ飛びました。(+残念な結婚記念日の話) @BALI SUMBA
本当に他人事じゃないですし、搭乗者の家族は気が気でないと思います。
どうか無事でいて欲しいです。
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました