〇〇ドネシア〇〇館さん、まさか私のパスポート紛失してませんよね…JAPAN
インドネシアへ渡航の日が迫り、いつも通り焦って準備しています。
この焦り始める日が若い頃よりも早まってきた辺りに、自分の成長が感じられます。
昔は前日の夜中に荷造りしたものですが、まぁ今のバリ島には私が必要だと思うモノは何でもあるし、無いなら無いで何とかなります…
コンタクトレンズも、クレイジーソルトも、サプリメントも、大体バリ島でも手に入ります。
ですが日本で買ったほうが明らかに安かったり、クオリティの高いものを厳選して持って行く感じです。
そういえば、6年前の旦那の故郷”スンバ島”へ移住した時は、それはそれは大荷物でした。
キットカットやハム&チーズ・バターまで、島では手に入らないモノを思いつく限り買い込んだものの、荷物のみがティモール島へ行ってしまい、全腐りでしたわ…。
それなのにサーフボードはちゃんとスンバ島に到着し、何故か私の大型ボードケースとそれに続いて棺桶が一緒に飛行機からおろされたんですよ…。
何でも、バリ島でスンバ人同士の”いざこざ”があったそうで、その一人が棺桶に乗ってスンバ島へと戻って来たのだそうだが、ご遺体を空港で待ち受けるご家族が皆イカットを巻き腰に刀を刺した”正装”で待ち構えていて、さぁ敵討ちに行くぞと話が盛り上がっていたのだった。
やれやれ、物騒な島に嫁いで来たもんだなと思ったものでした。
と話は飛びましたけど、そんな感じで、今のバリ島に無いものはあまり無いので、忘れて物があっても特に問題は無いのです。
パスポートと財布と携帯さえあればね…
え、、、!? そのパスポートが見当たらないって??
そんなまさか、国を代表する公的機関が国民の大切ーーな重要書類失くす訳無いでしょ…無いですよね…!!
……???
という訳で話はさかのぼりますが、5月の中旬、いや忘れもしない5月20日に、私は新しく出来上がった”オトウト”(0歳児)の日本国パスポートに、インドネシアの両国籍を持っていますという”二重国籍証明書”を貼って貰うため、パスポートの原本を〇〇ドネシア〇〇館に送った。
〇が多いですがご察し頂ければと思います。
ホームページに書いてある通りに各書類のコピーをとり、(7年前は確か全ての書類の原本が必要だったので、今以上に不安だったが、)パスポートのみは原本を送らなければならず、そこに取得費用1300円を払いましたよという”払込票”も同封し、少しの不安がありながらもレターパック(追跡ありのスピード郵便)の中に返信用のレターパックを入れて送るという方法に従い、ポストの前で手をたたいた。
パンパン”無事到着します様に”
恐らくずっと日本で暮らしていたのなら、このポストの前で手を叩く儀式と、飛行機の離陸前に手を合わせる儀式は一生する事が無かったんじゃ無いかと思う。
それだけの”ありえない”をいつも想定しながら暮らしているけれど、何だかんだで国の公的機関もちゃんとしていたり、街並みと同時に発展していくシステムに出くわしてはなかなかやるなと特にここ数年で感じ始めていたところだった。
のだが、
待てど暮らせど、送ったはずの”オトウト”のパスポートは届かない…。
こちらから送ったレターパックの追跡番号を入力した所、書類は確かに〇〇館へ届いてはいた。
レバラン休暇(断食明け)と重なり、混雑しているのかな?と思ってみたり、
G20の交通規制で、郵便屋さんが遅れているのかな?
もしくは最近、郵便局の荷物と配達員が行方不明になった事件もあったばかりだし…と疑ってみたり。
それにしても遅すぎるので、不安になって電話してみたが…
今、担当者が居ないです!! ガチャっとか、
ここ〇〇館には無いのでもう送ってるはずだとか、
今配達中ですが多分混んでいます…とか、
いやいやいや、この数日間でも楽天市場の商品はポチっては届き、ポチっては届きしてるけど、
なぜ肝心のパスポートが届かない…
余裕を持って申請していたのに、このままでは渡航の日に間に合わなくなる。
それに玄関のピンポンがなる度に期待して裏切られるこの気持ちをどうにかしてくれ!!
そしてそれから約一週間後の事、我が家に一本の電話がかかって来た。
「あのー〇〇ドネシア〇〇館ですが…実は”オトウト”さんのパスポートがここにあります!
ですが二重国籍証明書の取得費用が6月から変更になり3700円に変わったので、足らずの2400円振り込んで下さい。
そしたらパスポートすぐに送りますんで…」と、、、
え?何ですかその人質交換みたいな感じ、しかも結構な値上げしましたね…
けれどようやくパスポートが見つかった事にとりあえずほっとした。
3700円−1300円の計算も合ってるし!!
だけどだけどね、お気づきでしょうか、5月に書類を揃えて送っていたのに、そちらの不手際で手続きが6月にのびのびになっているのに、最近変更になった差額をやはり払わないといけないなんてね、流石だわ。
流石っス!!
だからGoogeMapの評価のほとんどが★一つなんですよ…
そして、郵便局で差額の2400円を支払い、待つ事さらに約1週間、
待てど暮らせど、”オトウト”の大切なパスポートは届かない…。
こんな事ならもう諦めてパスポートを作り直し、観光ビザでインドネシアに入国しようか…
気分が諦めモードになり始めた瞬間、私のなかで久しぶりにイラっとした感情がこみ上げてきた。
0歳児を連れてのパスポート取得は、それなりに大変だった。
写真を目線が来るまで何枚も撮り直したり、抱っこ紐で混雑したパスポート事務局へ2度も行ったりと、道のりは長かったのだ。
あれをもう一度しなければならないのか?
そしてそのイラっとした感情を、同じ国籍を持つ旦那へぶつけてみる事にした。
因みに、外国人と結婚した彼らのストレス原因NO1は、自国の不手際によるコンプレイン(クレーム)を旦那や奥さんから聞かされる事らしい。
何故か同国民に対しての方が高圧的な態度をとって来る事の多い某国の公的機関の職員さんたち…
旦那が私に言われた通りに”レターパックの追跡番号で配達状況を調べて欲しい”と伝えた所、
「なぜ送る前に中に入れた返信用レターパックのシールも剥がさずに送ったのか?
私達は追跡なんていう仕事を追加でしたくは無い」と責められたそうだ…(怒)
そんなルール聞いてませんし、レターパックの番号は送る側がポスト投函前に剥がすものじゃ無いですか??
大体、手数料を2400円も上げたクセに、レターパックのシールの管理くらいきちんとして頂きたい。
だからGoogeMapの評価のほとんどが★一つなんですよ…
それから約一週間後、
パスポートの事は諦めかけ、再発行へ行かなければと思っていた所に電話がかかって来た。
ここまで来るのに既に3週間と数日が過ぎていた。
「実は”オトウト”さんのパスポートの入ったファイルが別の場所にありまして、これからすぐに送りますので。」と謝罪された。
次の日、忘れもしない6月20日の午後、”オトウト”の大切なパスポートと二重国籍証明書の入ったレターパックは我が家に無事到着した。
ちゃんと追跡番号のシールも剥がれていた(笑)
トラブルが無ければ3営業日に発送される予定だったパスポート、
1ヶ月の長旅を終えてようやく手元に戻ってきた事もあり、よく分からない達成感さえ湧いてきた。
そしてその間、郵便局を少しでも疑ったことを反省した。
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