南の島ですが…”パニック発作”になりました。つわり記録 BALI

  • 2018.06.05 Tuesday
  • 20:18

バリ島で専業主婦になり、いつの間にか2年が経っていた。

日々のストレスと言えばコムスメンの学校の送り迎え位なもので、(←まぁこれが結構大変だったりもするのだが…)

日本で働く旦那からの仕送りに頼る今の"別居生活"にも、大いに慣れ

一方の旦那も日本で大変&淋しい思いをしているのかと思えば、その様でも無く

割とお互いが悠々自適な生活を送っていた所だった。

 

のだが、、

私が人生で一番苦しんだ日々が到来してしまった、、

まさかの、7年ブリのつわりは突然始まった。

 

トマトなら食べれたとか…

夕方仕事から帰るとソファーに倒れこんでいたとか…

ご飯の炊けるにおいがダメだったとか…

世の中のつわり初心者ママ達を否定するつもりは無いけれど、マジで”そんなんでつわり語るなよレベル”ですわ。

そういうのはつわり上級者の私からすると”ほんの序の口レベル”で、本気つわりの前後2週間にある”おまけちゃん”みたいなもんで、私の場合は今回も見事にまた”地獄レベル”でしたわ。

「私はつわり無かったなぁ」とか、「吐くほどじゃ無かったけど」とか、そのような体験談を語る人達はこの時ばかりは敵に分類され、「私もつわりで死にたいと思った」「10キロ痩せた」位の話にしか同調出来なかった…。

 

その後、間もなく学校の送り迎えどころか、ご飯の調達や起き上がる事すらも辛くなり、コムスメンは文句も言わずにロールパンばかりかじっていた。

そして結局、寝返りをしただけでも吐くレベルになり、日本で出稼ぎ中の旦那を呼ぶ事にした。

 

その頃…

洗濯物はまさに山と呼べる高さに達しいて、

ゴミやホコリが家中に散乱…

自分が放つ異臭を感知できる位になったというのに、どうしてもシャワーにはむかえない。

かろうじてベッドでたらみのゼリーやらカット済みマンゴーやら食べては、ゴミをそのまま枕元に置いていたせいか、遂にゴキブリが私の背中を這って通過する程の環境になってしまっていた。

現場にいた旦那とコムスメンは、その時は流石に騒いでいたのだけれど、私はそういう事にいちいち反応する余裕ももはやなく、部屋の一点をただじーーーっと見つめながら、静かに時が過ぎるのを待っていた…。

 

そんな中、テレビで見るゴミ屋敷なるものがふと頭をよぎった、、

そこに登場する”ゴミ屋敷の住人”達…

恐らく彼らは散らかっているのが平気な訳じゃなくて、何とかしたいと思いながらも目の前の山に立ち向かう気力が無いのだ。

そして、誰かにヘルプサインを出す気力すらも、残ってはいないのだろう。

色々な状況やトラウマが引き金となり、無気力による悪循環に陥っているのだと思う…。

 

仕事でゴミ屋敷を掃除したりもする旦那、彼の登場でこの汚部屋が片付くことを期待していた。

しかしあろうことか、何と旦那は我が家のゴミの山と洗濯物の山の間の谷間で、平然と寝転びながらYou Tubeを見続けていた。

彼は、このゴミの山を「まだ山では無い」と言い、

汚くなった部屋を「どこが汚いのか分からない」と言い、

私の放つ異臭にもどうやら気がついていない様子…

 

そういえば、7年前のつわりの時には、悪阻による入院生活の真っ最中に滞在ビザが切れ日本に脱出していたし、結婚後もここまで私が掃除を放棄した事は初めてだっから、旦那とこんなにも感覚が違うという事にさえ気付いていなかった。

ただ、この頃つわりのピークを迎えていた私は全ての事に対して無気力だったので、旦那に対して”怒り”という感情すらも湧いてはこなかった。

 

異臭といえば、私の嗅覚は全ての物から地獄の匂いを感じ始めていて、においで選んだシャンプーも、においで選んだ洗剤も、臭くなった枕も全てを封印したのだけれど、確か7年前は10m先から犬が近付いて来るのも分かる程に、今回以上のひどい”においつわり”だった事を思い出した。

旦那が到着するまでの間、コムスメンの送り迎えを頼んだ”おじさん”が朝家にお迎えに来るたびに酷く吐いてしまい、何度も病院に連れて行かれそうになった

だが、痛い点滴の為に1jt(約一万円)も払ってたまるかと、意地でも断り続ける事に成功した。

 

そんな感じで、”あらゆるにおい”にやられていた最中、旦那から私への日本土産は、何故か”におい”を代表する香水だった…。

よりによって香水??と思ったけれど、口には出さないでいた。

ところで、生まれて初めて男性からコスメ貰ったかもしれない…。

これを買った時、果たして私用だったのかどうかは謎ですけどね、まぁ良いけども…。

女の子へのバリ土産にコスメを選ぶ男子は遊び人なのか!! BALI

 

で、旦那到着から一週間後にバリに遊びにやって来た義理の妹、

オーストラリアに嫁いだ彼女からのお土産は、何とBODY SHOPのギフトセットでした。

何でこのタイミングで…??。

さすがは兄弟だなと思いましたが、どちらのお土産にもその時点で出せる最高の作り笑顔でお礼を言いました。

 

その数週間後…つわりは落ち着くどころか、何と吐血に至った。

今回ばかりは、旦那が来てくれて良かったなと思った。

血が混ざっている感じではなく、まさに血がドロッと流れて、鉄の味を感じたままベッドに倒れこんだ。

その後、吐血で思いつくあらゆる病気が頭をよぎり、恐怖を感じ始め、だんだんと手足がしびれ始めた。

この感じ…数年前の思い出が蘇った。

 

スンバ島に住んでいた時、原因不明の腹痛で倒れた時にマラリアだと宣告されたあの時も、こんな感じで手足がしびれたのだ。

当時、マラリアに対して無知であるが故に極度の恐怖を感じていた私…。

その病に自分がかかってしまったと思い込んだことで混乱し→過呼吸気味になり→手足がしびれて筋肉が固まり始めたあの症状は、マラリアの始まりなんかではなく、恐怖から来るパニック発作だったという事が後から分かった。

だから、今回は手足が痺れつつも冷静になり、吸う呼吸よりも吐く呼吸を多くする事で次第に落ち着いた。

スンバ島にもブラックマジック?!【Part1】恐怖のローカル病院 @スンバ島

 

次の日…吐血はおそらく吐き過ぎによる食道炎だと診断された。

しかも割とさらっと言われたので、つわり大国インドネシアではよくある事なんだろうと思う。

今回は7年前のつわり地獄よりはだいぶんマシだったと思うし、点滴も3回のみで済んだのだけれど、

体重は5kgほど落ちていた。

まだ時々嘔吐は続くものの、ようやく食事をとれ始めた今日この頃、やっとBODY SHOPの出番もやって来た。

そして旦那をバリに呼び戻してから、既に3か月が経過していた…。

そんな旦那は「早く日本に帰りたい」と日々言い続けている。

出番は”子供の送り迎えのみ”という南国ゆるゆる生活に日々にうんざりしているのだそうだ。

パリッとした日本の環境の中で、家を壊したり、ゴミ屋敷のゴミを淡々と片付けたりしながら、いい加減に貯金をしたいのだそうだ。

それだったら別にゴミと洗濯物の谷間でだらだらと生活しなくても、シャシャっと家の大掃除なんかをしてくれても良いのに…。

 

今回の旦那の登場は、我が家のゴミの山を撤去するまでには至らなかったけれど、何かと活躍してくれたと思う。

私の3ヶ月以上に続いた悪夢の日々も終盤、今は”メルカリ”でチャチャっとDiorの香水の価格相場を調べたりも出来る位に回復しています。

 

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アグン山の噴火以降、海もガラガラです。(+おっちゃんの予知能力) BALI

  • 2017.12.06 Wednesday
  • 01:42

数か月前から噴火の危機迫ると言われ、危機感も失い始めていた頃でしたが、アグン山がとうとう噴火してしまいました。
日本に住んでいる友人・家族は「バリ島大丈夫??」とラインで安否を気遣ってくれたのですが、
私もアグン山の近くに住んでいる人に「アグン山大丈夫??」と同じ事を尋ねています。


それ位、実感が無いというか…影響が無いというか…バリ島南部いつもと変わらない生活をしています。

噴火直後に私の住んでいるジンバランエリアには少し降灰があったものの、いつもホコリで汚い車が更に汚くなっていた程度でした。

ですが、標高のせいなのか、火山からは更に離れたウルワツエリアの方が降灰量が多かった気がします。


ようやく噴煙の落ち着いた日のSNSには、バリ島各地から撮影されたアグン山の写真が並びましたが、私自身もこの日初めて近所の丘からもアグン山がはっきりと見えるという事を知りました。

それにしても、こんなにも大きな山の存在にずっと気がつかずに生活していたなんて…自分の鈍感さ具合に呆れます…。
 

そんな鈍感な私が、ニュースでしか見ない”アグン山の噴火”をリアルに感じたのは”海”でした。
人がいない…正確にはいるけどめっちゃ少ない。

 

朝からビーチで本気で寝ていた人達も居ないし、
朝からワルンで本気でビールを飲んでいた人達も居ないし、
今日が人生初のサーフィンなのにも関わらず、やってきた大波を目の前にGo Go!!とインストラクターに叫ばれ、何の疑いもなく突っ込んで行ってしまったツワモノ達も……、

私もこんな感じでサーフィンを始めていたら、きっとすぐに辞めていたんだろうなと…波越しのお気の毒な光景を目の当たりにします。
…と、話がそれたけれど、これまでにぎやかだったバランガンビーチの大半を埋めていたのは”観光客”だったという事にも気が付きました。

いつもなら、コムスメンを学校に送った後に1時間半程サーフィンをして帰るのだけれど、そろそろ疲れたなと思って時計を見ても、まだたったの30分しか経っていなかったりして、人が少ない分絶え間なく波が回ってくる感じです。

そしてそんな状況を予測したのか、サーファーの友人から「不謹慎だけど今バリに行きたいわ」とのメールが…。
噴火や空港閉鎖のニュースを聞いて、今なら道路や海が空いているのでは無いかと予測するその辺りがツワモノですね!!

きっと初心者の時に大波に訳も分からず突っ込んでしまったとしても、続ける人は続けるのでしょう。
そう思うと、大波のフェイスへ向かって初心者サーファーを容赦なくプッシュしてしている”彼らへの憤り”みたいなやつが少し緩和された。

 

いまに噴火すると言われてから数ヶ月後、さらには警戒レベルが一段階下がってからの噴火だったのですが、
(この警戒レベルの下がる直前に専門家の人も火口壁が崩れ落ちたので噴火目前と警告していた)
今現在は噴火が一旦落ち着いて、空港も稼動しているそうです。

ですがこのまま収束してくれるのか、さらにパワーを溜め込んで爆発するのか、それは専門家にも分からないのだそうです。
アグン山が本気で噴火すると、世界の気温が下がる程の威力を持っている火山だそうなので、これ以上は本気出さないで欲しいです。
観光業で成り立っているバリ島に観光客が戻ってくる事を願うしか無いです…。

 

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数か月前に子連れでメキシカンのお店Cacho's Mexicanに行ったら、アーティスト感満載のオーナーのおっちゃんが待ち時間に遊べるようにと色鉛筆”自作の塗り絵”を持って来てくれたのですが、すっかりはまって食後もしばらく帰れなかった。

↓コムスメン 作

 

↓私もはまること30分

ところでおっちゃん、確かに普通の人には見えなかったけれど、予知能力でも持ってるんでしょうか??

 

 

旦那はまた出稼ぎジャパンへ…&14年目の結婚式に行って来た。BALI

  • 2017.11.16 Thursday
  • 14:54

2か月以上もの自主休暇をとりインドネシアに一時帰国していた旦那が、また出稼ぎの為に日本へ戻りました。
現在、日本で働く旦那からの仕送りだけでバリ島生活をしている私達は、2か月間も仕送りの途絶えるこの時期を「プチ氷河期」とよんでいます。

そしてこの氷河期の間は撮っている写真が海色に染まるのですが(サーフィンと海水浴はタダなので…)最近の私の写真は青い…”ブルー”です。


ところで今回は片道チケットでインドネシアに帰省し、スンバの実家に帰ったりバリでサーフィンしたりしていた旦那さん…

そのうちサーフィンもしなくなったのでそろそろ出稼ぎに戻るのではないかと予想していた矢先、、、

「俺ちょっとフローレスの親戚のトコに行ってきて良いかな?!」

とか言い出したので、ついに溜め込んでいた一言が私の口を破って出てきそうになりましたが、

「そんなお金どこにあるんやーーーっ」とも、

「フローレスの親戚なんてもう20年近くも会って無くて顔も覚えてへんやろー!!」とも言いませんでした。

私が日本に帰省したい時にそれを言われたら困るので…。

 

その数日後、たまたまテーブルに置いてあったATMの私の利用明細を見た挙げ句、

「こんなお金のない家に長くいたく無いわっ」
と自ら言い捨て、日本帰国の為のチケットを探し始めました。

遅かったけれど気がついてくれてどうもありがとう!! 
私から「そろそろ日本へ帰って」とも言い辛いし、でも日本でハードワークをこなしている旦那に向かって「お金がないのよ」というセリフもなるべく言いたくなかったのよね…。
でもでも、察して欲しくてわざとATMの利用明細を机に置いたりしたんじゃ無いのよ、たまたまなのよーホントに。

「旦那(日本へ)帰ったの?! ホッとするねー」と、声をかけてくれる近い友人も…
「帰っちゃったの?淋しいね…一人で大変だね…」と、若干距離感のある友人も…
ブログを訪問して下さってありがとうございます。

 

という訳で前置きが長くなりましたが、旦那が帰国後のつい先日、バリ島在住で子供が3人もいる親戚のおじさんから「僕達日曜日に結婚式するから絶対に来てね、今家の前なんだけど出かけてる?」と電話があった。

おじさんはスンバ人で、奥さんはジャワ人、奥さんは”スンバに住めない嫁同盟”の一人で、割と近所に暮らしている。
またしてもおじさん…”訪問→電話”の順番を逆にしてくれれば良いのにな、と毎度の事ながら思うのだけれど、ご丁寧に家まで結婚式の招待状を持って来てくれたそうだった。


え……三人も子供がいるのに「誰とまた結婚するの?」と聞いたら、笑いながら

「今の奥さんと結婚するんだよ!!まだ結婚式していなかったから。」と言われて、驚きつつもホッとした。
そこの家庭は結婚当初にお金が無く結婚式が出来なかったそうで、前々からいつか結婚式をしたいと思っていたそうだった。

とは言っても、結婚後14年目の結婚式ってどんな感じなんだろう?!と、想像してみた。

いつもなら招かれたローカルの行事にはなるべく参加しない方向へと持って行くのだけれど…今回はちょっと楽しみだった。

 

迎えた当日、挙式の時間帯はコムスメンのお友達のバースデイパーティーがあったので(そちらのほうが豪華だったけれど…)
その後にスンバのおじさんスンバに住めない嫁同盟のおばさんのパーティー会場に到着した。
GoogleMapにも載っていないアスファルトの無い道を進むと、かなり手前から路上駐車の車とバイクであふれかえっていた。
因みにおじさんの自宅は手作りなので、土地だけをレンタルし、住みながらコンクリートやタイル、屋根などの材料を購入しては
バージョンアップしつつ暮らしていくというスタイルだ。

 

開始から1時間ほど遅れの到着だったので、既に前半分はダンドゥットという、”演歌調でテンポはノリノリなインドネシアの曲”(自分で言うのもなんだけど、簡潔でかなり分かりやすい説明)でダンスパーティーが始まっていた。
過去にスンバ島での結婚式に(ファミリーだと名乗る人に)招待されたとき、参列者が800人もいたのにも関わらず、新婦以上に注目されてしまったという苦い経験があるので、なるべく地味な服を着て目立たない様にパーティーの中にしのび入ったつもりだったけれど、即座に新郎新婦に発見された。
ただちに親族席みたいな所に座らされ、人見知りのコムスメンと2人、壇上で盛られたご飯を食べる事になってしまったが、そんな事位で食事が進まない程私達の心臓はヤワでは無くなってしまっている。

ノリノリな曲と共にダンスが白熱して、バイクの後ろにまたがるのもやっとなおばちゃんまでもが腰を入れて踊り始めた。

 

 

1枚目 間違って新郎新婦の間に入ってしまった…しかも私が新婦っぽい。

2枚目 あらためて”新郎新婦”

 

親族席から撮ったムービーをインスタの”ストーリー”(24時間で消えるタイムライン)に投稿してみると、普段はコメントの来ないインドネシア人の友人達がコメントをくれた。

「インドネシアのダンドゥットだよ。」とか…

知ってる!! まだ踊れないけど…私がこのノリの中にいる事が”意外”だと思われたみたいだった。

 

私は過去に結婚式の撮影をしていたせいか、どうしても”非日常的な部分”とか”切り取った綺麗な部分”を残してしまいがちだけれど、私の日常生活はむしろダンドゥット寄りで、ジャズが流れているようなオシャレなお店にはたまにしか行かない。

日常をアップとか言いながら、全く日常を残せていなかった事に気が付いたので、これからは意識して本当の日常を切り取って行きたいと思いますので、お腹の弱い方は正露丸を用意しつつ、Instagramをフォローして頂けると嬉しいです↓↓

 

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